高等学校での事例
【被害状況】 |
- 生徒が利用している電子メールに不幸の手紙の類のメールが届くようになり、個別に相談をしてきた。
- 授業では不幸の手紙の類のチェーンメールには対応しないよう指導しているが、生徒のなかには、チェーンメールとわかっていても不安になる生徒がいて、その都度、相談を持ちかけてくる。
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【学校のコンピュータ環境・利用状況・セキュリティ対策など】 |
校内のセキュリティ対策
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【発見の経緯】 |
- 発見方法:不幸の手紙を受け取った生徒からの相談により判明した。
- 発生日時:平成16年6月頃
- 発見日:平成16年6月頃
- 事実確認:平成16年6月頃
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【被害への対応】 |
メールを受け取った生徒への対応
- 対応日:相談を受けた日
- 対応担当者:情報担当教員
- 対応方法:
メールの内容を気にしないようにアドバイスした。
今後、チェーンメールが来た場合には学校が準備したチェーンメール受付用アドレスにメールを送信するよう指導した。
全生徒への対応
- 対応日:情報の授業時
- 対応担当者:情報担当教員
- 対応方法:
受け取ったチェーンメールには対応しないよう、電子メールのマナーを再確認した。
学校で作成したチェーンメール受付用アドレスを紹介し、どうしても不安な場合にはそのアドレスにメールを送るように指導した。
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【今後の対策と効果】 |
- チェーンメールの内容を真に受ける生徒もいるので、チェーンメールを受け取っても対応しないように指導を今後も継続して実施していく。
- チェーンメールを送信しないと不安になる生徒の為に、学校で5つほどチェーンメール受付用の電子メールアドレスを作成し、そのアドレスに送るよう指導を行っていくこととした。
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