中学校での事例
【被害状況】 |
- 生徒が利用している携帯電話の電子メールに、「メール内に記載された電話番号に電話をかけないと命に危険がおよぶ」と脅しの内容が記載されたチェーンメールが流行している。
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【学校のコンピュータ環境・利用状況・セキュリティ対策など】 |
- 学校内での携帯電話の利用は禁止している。登下校時に携帯電話を持たせる保護者もいるので、学校内で生徒同士が携帯電話を利用しないために、携帯電話を登校時に教員に預け、下校時に返却している。
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【発見の経緯】 |
- 発見方法:チェーンメールを受け取った生徒からの相談により判明した。
- 発生日時:平成18年
- 発見日:
- 事実確認:
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【被害への対応】 |
生徒への対応
- 対応日:相談を受けたその日
- 対応担当者:担任教員
- 対応方法:
相談してきた生徒にはその場で、メールの内容は事実無根であり、記載されている電話番号には連絡しないように指導した。
他の生徒も同様のチェーンメールを受け取っている可能性があったので、担任教員を通じて、チェーンメールが届いた場合には、内容を無視し、他人にも転送しないように注意した。
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【今後の対策と効果】 |
- チェーンメールの内容を真に受ける生徒もいる。メールの取り扱いを含め情報モラルを指導する機会が通常のカリキュラムの制約もあり難しい状況であり、生徒に情報モラルを指導することが今後の検討課題である。
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