高等学校での事例
【被害状況】 |
- 学校のパソコンを利用して掲示板に人の生死に関係する書込みが行われ、書込みが原因で警察が捜査するという事態に発展した。
- 警察は書込みが行われたプロバイダとプロバイダを利用している複数の学校のうちの1校からの書込みというところまで特定していた。
- 学校の特定には至っていなかったので、教育委員会を通じて、該当のプロバイダを利用している複数の学校に捜査協力依頼があった。
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【学校のコンピュータ環境・利用状況・セキュリティ対策など】 |
校内のパソコン環境
- 校内の生徒用パソコンからインターネットが利用できる。
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【発見の経緯】 |
- 発見方法:
掲示板を閲覧していた一般の人から警察に通報があり、警察の捜査で判明した。
- 発生日時:平成15年
- 発見日:平成15年
- 事実確認:
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【被害への対応】 |
捜査協力依頼への対応
- 対応日:
- 対応担当者:情報担当教員
- 対応方法:
警察から提示された日時と掲示板のURLを元に、情報担当教員が学校のプロキシサーバのログ調査を実施した。ログには、警察から提示された日時に該当の掲示板への書込みを示す結果は残されていなかったので、その旨を教育委員会に報告した。
ログの結果から、当校からの書込みではなかったことが判明した。
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【今後の対策と効果】 |
- 現在は、フィルタリングソフト等を利用して学校のパソコンから掲示板への書込みを制限しているので、学校のパソコンを利用した不適切な書込みは行われていない。
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