特定非営利活動法人NPO情報セキュリティフォーラム

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教育現場における情報セキュリティ事故・対応事例集

対策・指導事例編 - Webサイト関係

Webサイトでの情報発信時における注意点の指導

高等学校での事例
【状況】
  • パソコンや携帯電話を利用してWebサイトやブログによる情報発信をする生徒が増えてきている。しかし、生徒がインターネット上に発信する情報は、適切ではない情報も多くある。
  • 生徒が情報発信を行う際に、適切な情報を発信できるように指導する必要性がある。
【学校のコンピュータ環境・利用状況・セキュリティ対策など】
  • 公開するWebは校内のみで閲覧可能なWebと校外からも閲覧可能なWebとを分けて管理している。
【発見の経緯】
  • 発見方法:
  • 発生日時:
  • 発見日:
  • 事実確認:
【対処方法】
生徒への対応
  • 対応日:毎年4月
  • 対応担当者:情報担当教員
  • 対応方法:
    単に座学での指導ではなく、情報発信を実際に行い、実体験に基づく指導をするようにしている。
    導入は、入学して間もない1年生に自己紹介のWebページを作成させ、校内のみで閲覧可能な状態にして公開し、情報発信する機会を設けている。その後は、情報の授業内容や他教科の授業内容を報告するWebページを作成して校内のみで閲覧可能な状態として公開し、生徒が自らWebページによる情報発信を行うようにしている。
    公開する情報は、1年間公開し続け、全校生徒が見ることを前提としているので、記載する内容も「公序良俗に反しないこと。他人を誹謗・中傷しないこと。電話番号等の個人情報は掲載しないこと。」などの情報発信時の注意点を繰り返し指導している。
【今後の対策と効果】
  • 生徒が作成する校内のみで閲覧可能なWebサイト、並びに校外からも閲覧可能なWebサイトに他人を誹謗・中傷した書き込みをしたり、個人情報を記載したりするWebページは作成されていない。
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