高等学校での事例
【被害状況】 |
- 学校設備の変更に伴い、平成16年度より全生徒にパソコンを利用する際のユーザIDとパスワードを付与しており、生徒が適切な管理を行えるように指導する必要があった。
- パソコンを利用する際にユーザIDとパスワードを利用することに慣れていない生徒が多いので、情報の授業時にユーザIDとパスワードの利用方法の指導を行うとともに、あわせてユーザIDとパスワードを適切に管理するように指導を行っている。
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【学校のコンピュータ環境・利用状況・セキュリティ対策など】 |
校内のパソコン環境
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【発見の経緯】 |
- 発見方法:
- 発生日時:平成16年
- 発見日:平成16年
- 事実確認:
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【被害への対応】 |
生徒への対応
- 対応日:
- 対応担当者:情報担当教員
- 対応方法:
情報の授業時に生徒個別のユーザIDとパスワードを記載した紙を生徒に配布し、操作方法を指導した。あわせて、パスワードの変更方法も指導し、その場で初期発行パスワードを変更させている。変更時には、他人が推測しやすいものや辞書等に載っている英単語を利用せず、ランダムな英数字で8桁のパスワードを作成するよう指導している。
また、ユーザIDとパスワードを不正に利用した犯罪(不正アクセス禁止法への違反)や検挙事例を紹介し、ユーザIDとパスワードを適切に管理するように指導した。
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【今後の対策と効果】 |
- インターネット上でWebメールやインターネットオークションなどのさまざまなサービスを利用する際に、本人確認の手段としてユーザIDとパスワードが用いられることが多い。
特にインターネットオークションなどではユーザIDとパスワードを不正に利用した詐欺事件なども発生しており、生徒がインターネット上で被害者にも加害者にもならないようするために、今後も継続的に指導していく必要がある。
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