特定非営利活動法人NPO情報セキュリティフォーラム

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教育現場における情報セキュリティ事故・対応事例集

対策・指導事例編 - 個人情報・学校情報関係

生徒情報(個人情報)の管理対策11

高等学校での事例
【被害状況】
  • 多くの教員・生徒が携帯電話を保有している。生徒との緊急連絡の手段として校外研修や部活動、進路指導などの様々なケースで携帯電話を利用している。そのため、教員が保有している個人の携帯電話には、生徒の氏名・携帯電話番号・電子メールアドレスなどの情報を保有している。
  • 現状では、教員が生徒の携帯電話番号や電子メールアドレスをどれぐらい保有しているのか学校として管理していないので保有件数は不明だが、携帯電話を紛失した場合を想定して学校としての管理方法を検討している。
  • 教員の携帯電話紛失により生徒情報が漏えいした事実は確認されていない。
【学校のコンピュータ環境・利用状況・セキュリティ対策など】
 
【発見の経緯】
  • 発見方法:
  • 発生日時:平成18年4月
  • 発見日:
  • 事実確認:
【被害への対応】
情報管理方法への課題
  • 対応日:
  • 対応担当者:情報担当教員
  • 対応方法:
    学校として教員が生徒の携帯電話番号をどの程度保有しているか把握できていないので、今後は管理職の許可を得てから生徒の携帯電話番号を入手するようなルールを導入し、どの教員がどの程度の件数の個人情報を保有しているのか管理することを検討している。
    教員が携帯電話を紛失するケースも想定され、生徒情報の漏えいを防ぐためにも学校が管理することはやむを得ないと認識しているが、卒業後の進路指導などで生徒と連絡を取り合うケースもあるので、生徒指導の観点も含め柔軟な対応ができるようにすることが課題である。
【今後の対策と効果】
 
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